Geoff HURST

ジョフ・ハースト

ジョフ・ハーストのフォト
 フルネームジョフリー・チャールズ・ハースト
 国籍イングランド
 生年月日1941年12月8日
 出身地ランカスター
 ポジションFW
 身長・体重182cm・77kg
 個人タイトルなし
 ワールド杯1966年優勝
1970年ベスト8
所属クラブ
1958-72ウェスト・ハム・ユナイテッド
1972-75ストーク・シティ
1975-76ウェストブロムウィッチ・アルビオン
1976シアトル・サンダース(アメリカ)

60年代に活躍したイングランド代表ストライカー。恵まれた体格を活かしたポストプレーに優れ、得点能力も高かった。そして大事な場面での勝負強さこそがジョフ・ハースト最大の持味であったが1966年W杯決勝でのゴールはW杯史上最大の誤審として今日まで語られている。

ウェスト・ハムにてキャリアをスタートさせたジョフ・ハーストはすぐに頭角を現しボビー・ムーア、マーティン・ピータース等と共に活躍、64年FAカップ、65年カップ・ウィナーズ・カップのタイトルに貢献し1966年2月23日西ドイツ戦にて代表デビューを果たし、この年開催されたワールド杯メンバーに選出される。

ワールド杯本大会では当初控えだったものの、エースのジミー・グリーブスが負傷の為、代わりに準々決勝より出場する。決勝西ドイツ戦ではイングランドの1点目を挙げ、2点目をマーティン・ピータースが記録し2−1とした。このまま逃げ切ればマーティン・ピータースがヒーローであったが、89分に西ドイツにFKを与え、同点とされてしまう。そして運命の延長戦95分にその時が訪れる。ジョフ・ハーストの放ったシュートがクロスバーに当たりボールが垂直落下、これを見て主審はゴールを宣告したため猛抗議する西ドイツの選手達。結局判定は覆らないまま試合は続行され、動揺を隠しきれない西ドイツの隙をついてハーストは試合終了間際この試合3得点目を記録した。ワールドカップ決勝ハットトリック達成に加え優勝の立役者となったハーストは母国のヒーローとなり1998年には女王陛下よりナイトの爵位を受けサーの称号を得るなど恩恵は受けたが、勝ち越しとなる95分のゴールは、その後数十年たった今尚ワールド杯最大の誤審として語り継がれる事となる。2001年に出版されたハーストの著書、”1966 and all That”の中であのゴールの事をこう語っている。

「すべての人がドイツ人のフラストレーションを理解している。彼らは世界サッカーで最も名誉ある賞を奪われたと信じている。彼らはボールがラインを超えていなかったと心から信じていたし、それはおそらく正しいと思う。 数十年間、それについての議論を聞き、TVでのリプレーを何百回も見ると、私はボールがラインを超えていなかったことを認めなければならない。」

この誤審によってタイトルを逃したドイツ国民に対するハーストならではの謝罪であったと思われるが、ハースト自身この誤審によって苦しめられた1人であったのではないだろうか・・。1つ付け加えるが、この誤審によって現在まで高い名声を得ている事は確かだが、これを差し引いても当時有能なストライカーの一人であった事を忘れてはならない。代表通算49試合24得点、キャリアのピークを過ごしたウェスト・ハムでは毎シーズンのように2桁得点を記録しているのだから・・

(02/02/19 Created)
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